第6回 TOSS五色百人一首大会 愛媛県大会
先日の21日(日) 愛媛県生活文化センターにおいて、五色百人一首大会が開かれました。
会場は、いつものところ、3階大広間と、1階の和室(4部屋)でした。総勢160名を超える、小・中学生が熱戦を繰り広げていました。中には、数名、競技かるた大会でも見たなって思う子どももいましたが、ほとんどが全く知らない人たちばかり。こんなにも、県内にかるたに親しんでいる子どもたちがいるんだなと感心し、また驚きもしました。
新居浜や今治、西条・・・愛南町まで、実に多くの地域から参加者がありました。
さて、大会の模様を見学およびこのHP用に撮影をさせてもらいました。
五色(青・オレンジ・ピンク・黄色・緑)の各ブロックに分かれての対戦です。
競技かるたでは、試合開始と終了は、礼ですよね。この大会では、軽く会釈をしたのちに・・握手をするんです。みんな笑顔であいさつしていたのが印象に残りました。
札並べは、お互いが混ぜるのではなく、じゃんけんで勝った人が切り、10枚ずつに束にして分ける。じゃんけんで負けた人が、2つの束のどちらかを選択して、札並べ開始。
暗記時間は・・競技かるただと50枚を15分です。 五色百人一首では20枚をなんと1分間で暗記するのです。これまた驚きです。2段で見やすいとはいえ、1分はすごいです。
試合は、どんなものかなと思って見てみました。
取るスピード、なんとも早い!! しかも その札だけを直接触っていないと取ったことにならないので、正確さがものすごいです。(一枚隣からなんて御法度です)
お手つきも、大きな損失になります。どこかを間違えてついてしまったら、自分の取り札から1枚場に出す。そして、今読まれている札は相手の人が取るのをじっとながめているしかない。(つらい)
その場に出された札は、次の札を取った人のものになるそうです。 こっち違った、あっちだった!が通用しないシビアな世界です。
同着の場合は・・? 手が下にあれば、下の人の取り(一緒だね)
しか~し、本当に同着になった場合には、じゃんけんぽん!!で勝った人の取りとなる。
初めは、不思議なルールだと思っていたが、なるほど・・
試合の勝敗は、取った枚数なのだと、そのために送りという制度は一切ないのである。
公平・・?を考えて、じゃんけんをするのだと、納得です。
ここまでは、競技かるたをしていてもさほどの違和感がない部分
さて、大きな違い・・競技かるたをしている人たちが五色へ、またその逆への切り替えが厳しく感じられた点を述べてみたい。
まずは、読みです。 序歌もこの会場では二種類聞きました。基本的に上の句、下の句がほぼ続けて読まれます。下の句までさらりと読み終わったあと、次の上の句~となるので、息つく暇がない。当然、空札はないわけですから・・低学年では、審判のすばやいジャッジが必要となるわけですね。
抑揚も独特なものがあり・・見本のテープがないと、競技かるた節?が身に付いている人は、練習なしで大会参加は厳しいと思われます。
また、数首とは思いますが、競技かるたの読みと違うものがありました。 下の句が違えばそうでもないけど、上の句で読みが異なると、なかなか厳しいだろうと。 切り方は読手それぞれ微妙に違いますが、それは、競技かるたの世界でも同じですから。
次に、構えです。なるほど、五色百人一首をしている子どもさんが、競技かるたをするときにも、膝に手を当てている姿をよく見ていましたが、納得です。
五色百人一首のルールがそうなっていたのです。 競技かるたでは、畳の上に手を置いて構えですが、五色百人一首では、膝かももに手を当てて構えるのがルールなのです。・・一概に、ダメだって言えないことだったのだと分かりました。「競技かるたでは、こう構えよう」と説明していこうと思います。
では、大会の模様を少し載せてみたいと思います。(予選の模様です)
3階(大広間)
1階(和室)
みんな ずっと正座で取っていました。姿勢がものすごくいいですね。
予選が終わってのしばらくの間、交流会がありました。どんなものなのかなと思っていましたが、札が配られているではないですか?中身はちょっと違うけど ^^;

俳句かるたっていうものだそうです。5/7/5 の最後の5の部分が書かれており、それを取るというものです。2回目には、前にやったという記憶ができたのか、1回目より早く取れている姿も見られました。
交流会が終わって、いよいよ決勝です。
各ブロックの決勝出場選手が拍手で入場し、自己紹介して、試合!! どの色の決勝も接戦、ほとんどが1枚差でした。
この大会の結果は、新聞等でご覧下さい。
来年度は、県武道館で行われるそうです。 今度は200人を超える参加を期待している模様。
この大会の参加者が、競技かるたにも興味をもってもらえるといいなと感じました。また、競技かるたしか知らないという人も、五色百人一首に触れてみて欲しいなと思います。きっと、どちらも新しい+の発見があると思います。
最後に撮影を許可してくださいました、役員のみなさまに感謝いたします。何かありましたらご連絡ください。
会場は、いつものところ、3階大広間と、1階の和室(4部屋)でした。総勢160名を超える、小・中学生が熱戦を繰り広げていました。中には、数名、競技かるた大会でも見たなって思う子どももいましたが、ほとんどが全く知らない人たちばかり。こんなにも、県内にかるたに親しんでいる子どもたちがいるんだなと感心し、また驚きもしました。
新居浜や今治、西条・・・愛南町まで、実に多くの地域から参加者がありました。
さて、大会の模様を見学およびこのHP用に撮影をさせてもらいました。
五色(青・オレンジ・ピンク・黄色・緑)の各ブロックに分かれての対戦です。
競技かるたでは、試合開始と終了は、礼ですよね。この大会では、軽く会釈をしたのちに・・握手をするんです。みんな笑顔であいさつしていたのが印象に残りました。
札並べは、お互いが混ぜるのではなく、じゃんけんで勝った人が切り、10枚ずつに束にして分ける。じゃんけんで負けた人が、2つの束のどちらかを選択して、札並べ開始。
暗記時間は・・競技かるただと50枚を15分です。 五色百人一首では20枚をなんと1分間で暗記するのです。これまた驚きです。2段で見やすいとはいえ、1分はすごいです。
試合は、どんなものかなと思って見てみました。
取るスピード、なんとも早い!! しかも その札だけを直接触っていないと取ったことにならないので、正確さがものすごいです。(一枚隣からなんて御法度です)
お手つきも、大きな損失になります。どこかを間違えてついてしまったら、自分の取り札から1枚場に出す。そして、今読まれている札は相手の人が取るのをじっとながめているしかない。(つらい)
その場に出された札は、次の札を取った人のものになるそうです。 こっち違った、あっちだった!が通用しないシビアな世界です。
同着の場合は・・? 手が下にあれば、下の人の取り(一緒だね)
しか~し、本当に同着になった場合には、じゃんけんぽん!!で勝った人の取りとなる。
初めは、不思議なルールだと思っていたが、なるほど・・
試合の勝敗は、取った枚数なのだと、そのために送りという制度は一切ないのである。
公平・・?を考えて、じゃんけんをするのだと、納得です。
ここまでは、競技かるたをしていてもさほどの違和感がない部分
さて、大きな違い・・競技かるたをしている人たちが五色へ、またその逆への切り替えが厳しく感じられた点を述べてみたい。
まずは、読みです。 序歌もこの会場では二種類聞きました。基本的に上の句、下の句がほぼ続けて読まれます。下の句までさらりと読み終わったあと、次の上の句~となるので、息つく暇がない。当然、空札はないわけですから・・低学年では、審判のすばやいジャッジが必要となるわけですね。
抑揚も独特なものがあり・・見本のテープがないと、競技かるた節?が身に付いている人は、練習なしで大会参加は厳しいと思われます。
また、数首とは思いますが、競技かるたの読みと違うものがありました。 下の句が違えばそうでもないけど、上の句で読みが異なると、なかなか厳しいだろうと。 切り方は読手それぞれ微妙に違いますが、それは、競技かるたの世界でも同じですから。
次に、構えです。なるほど、五色百人一首をしている子どもさんが、競技かるたをするときにも、膝に手を当てている姿をよく見ていましたが、納得です。
五色百人一首のルールがそうなっていたのです。 競技かるたでは、畳の上に手を置いて構えですが、五色百人一首では、膝かももに手を当てて構えるのがルールなのです。・・一概に、ダメだって言えないことだったのだと分かりました。「競技かるたでは、こう構えよう」と説明していこうと思います。
では、大会の模様を少し載せてみたいと思います。(予選の模様です)


みんな ずっと正座で取っていました。姿勢がものすごくいいですね。
予選が終わってのしばらくの間、交流会がありました。どんなものなのかなと思っていましたが、札が配られているではないですか?中身はちょっと違うけど ^^;

俳句かるたっていうものだそうです。5/7/5 の最後の5の部分が書かれており、それを取るというものです。2回目には、前にやったという記憶ができたのか、1回目より早く取れている姿も見られました。
交流会が終わって、いよいよ決勝です。
各ブロックの決勝出場選手が拍手で入場し、自己紹介して、試合!! どの色の決勝も接戦、ほとんどが1枚差でした。
この大会の結果は、新聞等でご覧下さい。
来年度は、県武道館で行われるそうです。 今度は200人を超える参加を期待している模様。
この大会の参加者が、競技かるたにも興味をもってもらえるといいなと感じました。また、競技かるたしか知らないという人も、五色百人一首に触れてみて欲しいなと思います。きっと、どちらも新しい+の発見があると思います。
最後に撮影を許可してくださいました、役員のみなさまに感謝いたします。何かありましたらご連絡ください。
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